2008年05月16日

四国ツーリング 4日目 〜その2〜

四国ツーリング 4日目 〜その2〜

さて、靴下もブーツも乾いてばっちりのHEIZO君。トイレットペーパーを1ロール使ってしまったお礼も兼ねて、帳場の兄ちゃんにありがとうを言って出発。

ああ、もう3時半過ぎ。

林道入口まで45km。林道アタックは4時すぎか、、、。

すでに国際トライアルA級おじさん達は出発した後で、夢の温泉の軒先にはXTZ125が1台ぽつんと佇んでいた。

お待たせ。行くぜ、相棒!

セルを回すとエンジン音で答えが返ってきた。

出発だ。砂利が深いので、行けると思ったアクセルターンの中途半端なやつを決め、いざ、出撃。

国道192号をひたすら登っていく。スーパー剣山林道入口って結構、高度高いんだ。

段々と寒さが増してきたが、それよりも、これから入る林道への期待で一杯。水もあるし食料もあるし、いざとなったら林道の途中でテント張るもよし。

自分で自分を勇気づけながら走ること50分くらい。べふ峽という温泉地を尻目に四つ足峠トンネルという長いトンネルをくぐる。トンネルを抜けら、そこは、、、、

入る前と変わらないキリが掛かった寒い山道だった(^^;;

妙なロングヘアピンを越えると左側に「剣山スーパー林道入口」の看板が。

ここは剣山スーパー林道の起点とはまったくの反対側。けれど、四国でも有数の観光名所「高の瀬峽」がある。

期待に膨らませて、林道へ入る。

路面はとても整備されており、これならファミリーカーも入ってこれるのも納得の道。しばらく走っている内に、雨が小雨から霧雨に変わっていく。

しばらく走った所に看板が立っている。

なになに、剣山トンネルより先全面通行止め?

ま、もう4時過ぎだし、全面は通行ムリでも仕方ない。ちょっとだけでも味わうぞ。

まだ、完全にガスの抜けない道を走り出す。

左右ともに自然のまま、なんともいえない高揚した気分になる。河原でキャンプするRV車が1台、あとは誰も来ない、誰も見かけない。まるで貸し切りの林道のようだ。

HPで確認したとき、ここは大人気の林道で、全国からオフロードライダーがやってくるだけでなく、RV車がガンガン飛ばして来るので対向車に注意というコメントがあったが、雨の日の午後4時過ぎは本当に空いていた(^^;;

走りやすいし、風景は最高。紅葉の時期がベストというが、ガスっていてさえこの景観。すばらしい。

左手を何川だか分からない川が流れ、右は削り出したような岩肌。いつ落石があってもおかしくない様子。ま、雨も降って地盤が緩んでいるので、落石あるとしたら今日かも、なんて思いながらXTZのアクセルをふかす。

ガードレールがあったり無かったりするのだが、紙をひきちぎったかのように所々、ガードレールがちぎれてる。横に未処理のゴツゴツした大岩があったり、道が崩落していたり。

なかなかスリリングじゃないの(笑)

果たしてどこまで道が続くのか、どんな難所があるか分からないが、いざとなったらテント詰んでるしな、大丈夫大丈夫。自分を励ましながら日が暮れかかる林道を走りさる。もし、日が落ちそうになったらどこでキャンプするかな。

右手を見ると今にも落ちてきそうな落石予備軍がずらっとならんでいる。左手を見ると、案の定、ガードレールがちぎれてる。

あかん、あかん!こんなところでキャンプしたら夜の内に岩につぶされているかも。他を探そう。

右カーブを曲がると、珍しく看板が。

ん?

「クマ出没注意!」

うう、、北海道じゃあるまいし、、、。ここもアブナイ、、、。

こんな人も来ないし、助けも呼べない場所でクマと遭遇したら一撃じゃないの、、、。

スーパー林道上でキャンプをすることを諦めたHEIZOだった。

しばらく進むと見晴らしのいい場所があったので、すかさず写真を撮る。

IMG_7305.jpg

谷側はこんな感じ
IMG_7313.jpg

きれいでしょ。

そして右の崖は、、、IMG_7307.jpg

落ちてきたら嫌なので、しばし休んでから再びアクセルをON!

途中、YAMAHA セローらしきライダーとすれ違う。あいさつを軽く交わして、どんどん登っていく。景色は相変わらず素晴らしく、左は山、山、山。それも植林されたりして手が入る前の自然の山。右手は岩、岩、岩。今にも落ちてきそうな岩だらけ(苦笑)

路面に落ちている、ちょっと大きめの岩を巧みにかわしながら進む。

小一時間走ると、剣山トンネルにたどり着く。

ここをくぐり抜けると、「山の家奥槍戸」があった。10時から16時まで営業をしているそうだが、どうもこんな雨の日はもっと早くから店じまいしていそうな雰囲気だ。

中を覗いてみても、誰かいた気配がない(^^;;

もう、夕方の5時を回っていたため、早くアスファルトに出たい気持ちで一杯だった。

先ほどの「クマ出没注意」を見てしまったからかもしれない。

そこからしばし走ると看板があった。

IMG_7317.jpg

やはり通行止めですか、、、。時間も5時だし、トライアルA級じゃないし、、、いつもの冒険野郎HEIZOにしては珍しく、慎重な選択だった。

素直に看板に従ったのは、雨に打たれて弱気になっていたせいだろうか。

ま、こうして記録を発表しているのも、このときの判断のお陰かもしれない(^^;;

しょうがないので狭い県道をひたすら走ることにした。

さて、このアスファルト林道が細い、長い。走っても走ってもまだまだ続く。途中、何台もの「釣士」「山菜採り」の車とすれ違うが、家に帰る途中と思える車には1台も会わない。

細い道を20kmほど走り、ようやく国道193号線の看板が。

ふぅ、これを北上して高松の手前でキャンプするぞ。早くキャンプして濡れそぼったテントを乾かさなければ。さらに、体も温かくしてすぐ寝ないと、風邪引きそう。

ようやく国道193号線に到着。

「!!!」


IMG_7319.jpg

勘弁してよぉ、、。

IMG_7320.jpg

ダメそうだ、北上は。

ここで地図を見ると、なんと、高松へ北上するには、この国道193号線しかないみたいだ。

このグリーンの行路で行けばすぐの高松も、通行止めのせいでオレンジの行路へ行かざるを得ない。
return-1.gif

がーーーーん、、、ショック!

もう、6時も回ってるし、さすがに日も落ちて暗くなってきた。明日の10時から11時の間に高松に着くには、少なくとも徳島市までいった方が良い。

うーん、テントは濡れてるし、体は冷えてるし、、、、。

えーい、ホテル泊まりだ!!

Adventure HEIZOにあるまじき決断をしてしまったのであった(^^;;

もう、こうなったらひたすら徳島への最短距離。

一心不乱に走り、徳島駅前のサンルート(ビジネスホテル)を予約。

つくなり、ブーツにトイレットペーパー攻撃、テントを引き出して部屋の中で干すわ、フライはバスタブで洗うわ、、、キャンプ道具、大清掃大会が始まってしまったのであった、、、、。

こうして、ツーリング4日目の夜は更けていく、、、、、。
posted by HEIZO at 00:02| Comment(4) | TrackBack(0) | ツーリング
この記事へのコメント
くねった林道、剥けた岩肌、追い打ちが掛かりそうな崖崩れの恐怖+熊。天候迄も、....。しかし四輪車が通っている不思議な安心感。迫る夕闇冷えた肉体。国道に出た安堵感。ホテル大正解だと思う。長期のツーリングにはやはり欲しい、充分な体力回復と気力。正しい判断の為のエネルギー充電。

私も走ってみたい....。但し四駆で(笑)。

Posted by 山デジ at 2008年05月16日 04:30
ドキドキワクワクハラハラの連続ですねぇ〜〜〜♪面白そうだなぁ〜〜〜私も一人ツーリングしてみたくなってきた〜〜〜!!
Posted by 雪国の年中バイク乗り at 2008年05月16日 12:05
山デジさん

ええ、ここはお勧めですよ。
是非、テンカラ竿を携えて四駆で走ってみてください。
感動ものです。
山デジさんなら、きっと趣味と実益を満たせることと思います(^^;
Posted by HEIZO at 2008年05月16日 18:26
雪国さん

じゃぁ、行きましょうか。北海道、1泊ツーリング。お付き合いしますよー。

北海道は幸いにもライダーズハウスがわんさかありますので、寝袋だけ買えばOKですしね。
Posted by HEIZO at 2008年05月16日 18:27
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